70年代半ばロサンゼルスに渡りトム・ウェイツの恋人として過ごし、1979年にデビュー。
"恋するチャック" シングルは全米トップ10入りもし、デビュー作から大成功を収めた女性シンガーソングライター、リッキー・リー・ジョーンズの'81年2nd.アルバムです。
バックバンドにはスティーヴ・ガット、スティーヴ・ルカサー、ドナルド・フェイゲン、トム・スコットら錚々たる面々が参加しており、ワーナーの気合の入りようが伺えます。ウエストコースト・ロックらしい最高に軽快な "Woody And Dutch On The Slow Train To Peking"、元恋人のトム・ウェイツと別れロスからニューヨークへと向かう心情を歌った "Pirates (So Long Lonely Avenue)"、洗練されたAOR "Traces Of The Western Slopes"、しっとり沁みるバラード "Skeletons"、"The Returns" まで素晴らしい内容。