シナトラに提供した "My Way" などソングライターとしても著名なポール・アンカ。
'74年のユナイテッド・アーティスト・レコードへの移籍後、自身のサウンドをAOR路線に転じさせてから、全米8位を記録したメロディアス・バラード "一人ぼっちはイヤ/I Don't Like To Sleep Alone"、風に揺られる木の葉のような美メロ "How Can Anything Be Beautiful—After You" をカップリング。一時はビートルズの登場で大きなヒット曲を出せなくなってしまったアンカですが、この'75年を前後にヒットメーカーとしての面目を完全復活させ、再び才能を開花させてゆきます。オールディーズ・スーパースターの華麗なる転機を収録した美しい一枚です。