'66年発表。切れの良いモード奏法で数々の傑作を残したテナー奏者ジョー・ヘンダーソンのブルーノートに於ける最終作。モーガン、フラーとの強力な3管フロントに加え、程よい清涼感を効かすハッチャーソンのヴィブラフォンも良いスパイスになっております。
メンバーのシダー・ウォルトンが提供したマイナームードが香る美しいメロディも最高なセッション "Black" ほか、全編に渡り黒い品格が漂う重厚でクールな演奏は圧巻です。
Joe Henderson(ts) Lee Morgan(tp) Curtis Fuller(tb) Bobby Hutcherson(vib) Cedar Walton(p) Ron Carter(b) Joe Chambers(ds)
US初期 LIBERTY Lbl. 盤は美再生のプレイともに十分概ね良好!
NYアドレスの翌年にリリースされた2ndプレスです。