1982年に異国の地マニラで急死するまでラテンジャズ界隈を大いに賑わせたヴィブラフォンレジェンド、カル・ジェイダー。数ある作品の中でもソウル色の濃い'73年発表の人気アルバム。パーカッションを絡めたジャクソン5のカヴァー "I Want You Back"、"Never Can Say Goodbye"、ニューソウル佳曲 "Where Is The Love"、唯一女性ヴォーカルをフィーチャーした只管メロディアスな "Curtain Call"、さらにはジェームス・テイラーの曲まで採り上げたムーディなメロウジャズの極地 "Don't Let Me Be Lonely Tonight" 等々、素晴らしい楽曲がズラリ。