■COMMENT
元ジューシィ・フルーツのIriaによる'95年発表のソロ作品。ジューシィ・フルーツ時代の代表曲「ジェニーはご機嫌ななめ」のセルフカヴァー他、本格派ジャマイカン・サウンドとキュートなウィスパー・ヴォイスのハマリ具合も最高なメロウ・ラヴァーズ・アルバム。
近田春夫のバックバンドから発展したジューシィ・フルーツのヴォーカルだったIriaこと奥野敦子が、90年代に入って発表したソロ名義でのセカンド・アルバム。Janet KayやThe Pop Groupなどを手掛けたUKレゲエ〜ダブ・ミュージック・シーンの重鎮Dennis Bovellと、工藤晴康がプロデュースを手がけ、Jhon Kpiaye、Eddie Tan Tan、Rico Rodriguezといった豪華ジャマイカン・レジェンドをバックバンドに録音された、全編ラヴァーズ・ロック・コンセプト作品となっており『RELAXIN'WITH JAPANESE LOVERS』以降に注目された和モノ・ラヴァーズの草分け的1枚として近年に再評価されてきた1枚。
前述の「ジェニーはご機嫌ななめ」以外にも、ジューシー・フルーツ時代に島崎和歌子に提供した「好きなのに」のセルフ・カヴァー、ソウル・ファンク・マナーでロマンティックな「ムーンライト・ダンシング」、モータウン系の爽快ブリージン・ナンバー「二人の恋は100万ガウス」など、Iriaの清涼感のある歌声とマッチした素晴らしい楽曲ばかりです。
■CONDITION
[JACKET] ex
シュリンク付きでとても良好です。
[RECORD] ex
問題なく良好です。
検盤システム