幼少よりピアノを弾き、ジュリアード音楽院とニューヨーク大学で学び、MGMスタジオで音楽ディレクターとして勤務。その後ニューヨーク〜トロントを拠点にソロ活動と共にコンポーザーとしても活躍したピアニスト、カルヴィン・ジャクソン。彼が自己の名義で残した非常に数少ない作品の一つであるカルテットもの。あのマーティン・デニー諸作でも知られるエキゾチックで耽美な "Lotus Land" を皮切りに、技巧が光るストレートアヘッドなスタンダードなど、ヴィブラフォンを交えた抜群のアレンジが素晴らしい通好みの隠れた好盤です。
Calvin Jackson(p) Peter Appleyard(vib) Johnny Elwood(b) Howard Reay(ds)