ドン・チェリーのバンドでも活動していたアルゼンチン出身の孤高のサックス奏者、ガトー・バルビエリ初期の70年代前半の好演を纏めた当時のベスト的なアルバム。ロニー・リストン・スミス、ナナ・ヴァスコンセロス、バーナード・パーディらシーンを代表するミュージシャンとのFlying Dutchmanでのベスト演奏を収録。ファラオ・サンダース路線のスピリチュアル "Antonios Das Mortes" に始まり、無比なアレンジが光る "Brasil"、前衛的でサイケデリックな "El Pampero" など聴き応えたっぷり。