ブルーノートの新主流派として後に数々の名作を残すボビー・ハッチャーソンの記念すべきデビュー盤。当時の新主流派と呼ばれた面々との共演で、ラテンのリズムを取り入れたスリリングな "Catta"、神妙な心地よさに浸れるメロウな "Idle While" や、"Ghetto Lights" ではフレディ・ハバードやサム・リバースの躍動感に溢れる管音とのインタープレイも素晴らしく、この時期のブルーノートらしいエクスペリメンタルな精神と洗練を存分に愉しませてくれます。
Bobby Hutcherson(vib/mar) Freddie Hubbard(tp) Sam Rivers(ts/ss/b-cl/fl) Andrew Hill(p) Richard Davis(b) Joe Chambers(ds)