イギリスの女性シンガー、ジェーン・ランカスターが当時の恋人エドワード・バートンと組んだデュオがネオアコ名門「Cherry Red」から放った'83年発表アルバム。
日本国内ではクリネックスティシューのCMに起用され、その少し不気味なテイストの映像ともに「呪いの歌」だと言う都市伝説が流布してしまった "It's A Fine Day"、静寂の空気を生かす超絶シンプルなピアノ演奏 "You Are Over There"、ポコポコリズムボックスに打楽器の即興風演奏と澄み渡った美声のエクスペリメンタル "I Want To Be With You" など収録。全編通して展開されるニューウェイヴな実験精神も素晴らしく、少し影のあるテイストともにアシッドフォーク/アングラ好きにもオススメ。