ガイド・ブック『和モノ A to Z Japanese Groove Guide』(リットー・ミュージック)掲載され、いまだに中古市場で数万円の値段で取引されている人気盤『Cologne』から、2曲をリマスタリングしての7仕様で、A面の"Dress Down"は、どこかオリエンタルなシンセの旋律が印象的なロマンチック・ブギー・チューン。中盤でのブレイク展開やエディットなどダンス・トラックを意識したアレンジが素晴らしいフロア・ユース・ナンバーで、とくにヴァイパーウェーヴ以降に海外DJにも発掘されたことで、もっともウォントの多い楽曲となっていました。
B面の「我がままなハイヒール」はアーバンなフュージョン・ファンク調のシティ・ポップ・ナンバー。清涼感のある王道ポップスでありながら、跳ねたグルーヴで躍らせるメロウ・ダンサーです。